ライン  mp3

Song written & arranged by takumi
Mixing by Shogotan
Vocal : GUMI (Megpoid)


防火ガラスの網目越しに群青
この瞳に映った唯一の正しさ
昨日と今日の境目(ライン)を越えて
届く憧憬は既に冷めきっていた

あの子みたい成れない
移ろう世界に慣れない
それで失くした色々 軋む音が轟く 

この腕を掴んで放さない厭世感は誰?
心臓の高鳴りが制服を伝って聞こえる

手首に残った傷痕(ライン)が疼いて
下書きの想いはより曖昧と化す

宛てなど知らないけど逃げ場を探したりする
希望染みた言葉じゃ美化するには及ばない

あの人がするような愛し方を学べずにいて
外されてしまった
人というこの陣列(ライン)から
自由のくせして選択肢は多くない
育む迷夢だけが私を占めてゆく

こんな私に相応しい肩書
‐死に損いの一七歳‐

誰にでもきっと正しい世界が在って
未だ其処に行けてないだけだと言い聞かせた

泣いて忘れるには余りにも空は綺麗過ぎて
この儘私を逆さまに堕として欲しかった
生きている間は終わりを感じずにいようか
そうして続いて行く果ての無い路線(ライン)