BGMに寄せて 別れの言葉が聞こえた 生温い午後にまた裏切りを知った ライターの着火音がこの部屋に響く 煙草の煙に視界は白く濁る 三度続きの嘘も それで上手く煙らせたつもりかしら? 待たせられるのはいつだって詰まらない理由から それで無駄にした時間を貴方は私に返すべきよ 信じる事に理不尽さを抱いた 奢りのコーヒーに毒でも入れて 殺っておくべきだったかな? いつだって私が被害者でいれるわけじゃないけど 貴方の謝罪の言葉は一度も聞いた事はなかった すれ違うのはいつだって些細な理由から 空になった煙草の箱を力なく貴方に投げつける ただ 何もかもが煙たいの |