雪の降る日のこの部屋は淋しく 君が通わす電話はきっと圏外で届かないだろう 僕から願う言葉 「離れないでよ――。」 凍えた指が求める君の温度に怯えて脈が速まるから このまま繋いで居て 明かりも点けず慣れない孤独な日は 君の好きなバラードを聴きながら雪を眺めて切なくなって 早く明日になれ 「離れないでよ――。」 こんなに寒い毎日は君と傍に居る その為にあるんだろ だからもう少し君に近付きたい そっちは未だ冷たい雨が降っているの? こっちはもう白い世界だよ 明後日までに雪になればいいね もうすぐ君のBirthday 「離れないでね――。」 暗い明日も朝日も二人で見届けよう 不安で脈が速くなるからこのまま傍に居て 「離れないでね――。」 こんなに寒い指先は君を愛する その為にあるんだから 体を寄せてこのまま眠ろう・・ |